トランプのアメリカファーストの由来

社会・経済

話題の尽きないアメリカ大統領トランプ氏ですが、そもそもなぜ「アメリカファースト」政策を打ち出したか、を解説。

「アメリカファースト=アメリカ第一主義」これだけでもう答えの半分が分っているようなものです。

残りの半分はというと、このアメリカファーストは政策だ、つまりある目的のため手段である。

ある目的は何か、それも言っちゃってますね、「Make America Great Again」

訳し方いろいろだが、ここでは「偉大なアメリカを、もう一度」としよう。

じゃアメリカは今偉大じゃないのか?それに関しては、ギリギリというか、微妙な時期だ。

豊富な天然資源と高い生産性により、世界最大級の国民経済を有する先進国として君臨しながら、世界最高位の軍事大国でもある。

それら支えられているのは大きな政治・文化的勢力・科学研究・技術革新にほかならない。

勢いが圧倒される。しかし、ローマ帝国、神聖ローマ帝国、大英帝国いずれも繁栄そして衰退へと辿った。

アメリカの覇権はまだ一世紀くらいしかなく、つまりアメリカも絶対安泰はないのだ。その危機のひとつは平均化です。

リーダー的存在には「独占」が必要です。金融リソース、軍事リソース・技術、開発革新力、人材育成ノウハウなどなど。

独占を維持するためには鎖国の必要はありません。もともと移民国家ですからそれが不可能です。

いろいろな法律、関税などでやってきた。しかしその限界が突破された。高度な国際的経済連携環境とインターネット革命だ。

この環境下では止めきれない、流動性の高い人材資源、透明性の高い情報資源などで他国との差がどんどん縮まるのだ。

想像してほしい、水が入っているバケツに原液となる墨でも血でもいいですがを一滴垂らしてどうなる。

そうです、中和される、濃度が分散して均一になると同時に元の原液が当然濃度が下がるわけです。

つまり優位性がなくなるのだ。衰退を意味する。

だからトランプ氏らが危機感も感じ、何らかの対策を打つわけです。

1度閉鎖して差を開こうと、それが「アメリカファースト」だ。

ですが、このやり方でうまくいくかどうかはまだなんとも言えない。

実際反発が強いし、逆効果かもしれないし。そこまでの予知能力や分析能力はありません。




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